2020年夏スタートドラマ、「私たちはどうかしている」 !
過酷な運命に翻弄されながらも、惹かれあう2人を描く物語です。
この記事では「私たちはどうかしている」の原作漫画7巻の原作あらすじをネタバレしています。
‘偽りの結婚‘をした二人は本当の意味で結ばれるのか・・・
ここからネタバレになりますのでご注意下さい。

目次
私たちはどうかしている7巻31話のあらすじ【ネタバレ注意】
椿へ妊娠を告白し、二人の愛に懸けようとした七桜。
しかし明らかになった真実。
七桜は椿の前から姿を消すことを決意したのでした。
七桜が作った蛍の和菓子を食べた大旦那は表情が一変します。
昔「さくら」が作った和菓子を食べた時の表情と同じ様に・・・
それを見た椿。
一度は自分の中で蓋をした疑念。
七桜が「さくら」だったら・・・。
椿は絶望し崩れそうになるのでした。
一方、七桜は光月庵を出て行く宛を模索していました。
その時浮かんだのが‘君を見守ってる‘と言ってくれた多喜川だったのでした。
そんな時、光月庵に訪れた椿の元婚約者・栞。
栞は椿に七桜の前の勤め先に‘母親は人殺し‘だというメールが届いていたことを伝えます。
少し驚く椿でしたが、七桜を信じると自分に言い聞かせるのでした。
多喜川の元を訪れた七桜。
椿とは結婚しないこと・住み込みで働けるところを紹介して欲しい旨をお願いするのでした。
切羽詰まる七桜の様子に、状況を察し了承した多喜川。
今、光月庵を出て後悔しないか七桜に問います。
七桜はまだ15年前にあった真相を明らかにはしていない。
椿が見たのは、母が高月樹の部屋にいたことだけ。
七桜が見つけた手紙では、高月樹と母は昔から愛し合っていた。
どうして2人は一緒になれなかったのか。
15年前のあの日、高月樹に消えてほしいと強く思っていた人物が他にいたのではないか、という思いへ至った七桜なのでした。
私たちはどうかしている7巻32話のあらすじ【ネタバレ注意】
多喜川の屋敷から帰る途中、七桜は栞に出会います。
七桜の留守中、椿へ話をしに行ったことを詫びる栞。
そして自身も結婚をすること・結婚後は金沢を離れること・最後に光月庵の茶会に参加したいことを恐る恐る七桜に話したのでした。
そして自分も幸せになるので、椿と七桜にも幸せになってほしいと願ったのでした。
飾らない栞に心が温かくなり表情がほころぶ七桜。
翌朝。
事件が起こった光月庵の母屋へ向かう七桜。
あの時と同じ・・・満開の椿があるように感じ目の前が真っ赤で息苦しくなります。
それでも懸命に母屋へ向かいます。
当時、取り調べ中に七桜の母は死に捜査は打ち切られた。
倒れた高月樹の傍に落ちていたナイフには、七桜の母の指紋が付いていた。
他に疑わしい人も結局いなかった。
本当だろうか。
あの時見たのは本当に椿と高月樹だけだったのか。
あの時の記憶は曖昧で。
何か忘れているとしたら。
そこにあったのは大旦那により固く閉じられた母屋。
しかし年に一度、大旦那の茶会の日だけその扉が開く知った七桜。
茶会の後、大旦那は高月樹と語らうためその扉を開くのでした。
結婚式までは光月庵にはいられない。
それまでに真相を掴むと七桜は決意するのでした。
その頃、光月庵の店に多喜川が和菓子を買いに来ていました。
接客した女将の表情は凍りつきます。
そして多喜川は帰り際、また父に手を合わせてほしいと伝えたのでした。
茶室で2人になった椿と七桜。
お互い疑念を持ちながらも平静を装い接します。
しかし惹かれあう気持ちが抑えられない2人。
少しでも、1秒でも近くにいたい。
本当のことが言えないからこそ、強く抱き合う2人だったのでした。
私たちはどうかしている7巻33話のあらすじ【ネタバレ注意】
大旦那は弁護士に依頼し遺言書を作成していたのでした。
その内容は・・・
遺言者の有する財産のすべては椿へ相続させる。
ただし高月家の血を引く孫が現れた場合、その孫がすべての財産を相続する。
内容を聞いた女将は顔面蒼白し激怒します。
そんな女将には動じず、手続きを進める大旦那なのでした。
毎年、光月庵の創立月がある季節に「夕ざりの茶会」は催されます。
夕刻から席入りし、日が暮れていく。
風情を味わい夜の燈火を楽しむ、趣のある茶事。
そして茶会の日、あの扉が開く。
茶会には椿の元婚約者・栞も参加しています。
椿と栞を見て茶会参加者から七桜への悪口が囁かれます。
そんな参加者と七桜に対し、七桜を認める発言をする大旦那なのでした。
茶会の最中、女将は大旦那の部屋で遺言書を探します。
そんな思惑を察していた大旦那。
再度、遺言書を渡さない旨を伝えたのでした。
女将は元々、加賀御三家・鳳家の娘。
蝶のように美しく聡明な娘でした。
そんな女将を見初め、光月庵に迎え入れたのは大旦那だったのでした。
しかし、女将が他の男と仲睦まじい場面を目にした大旦那は女将に激怒しました。
怒りに震える女将。
当時、希望に満ち溢れ、高月樹に愛され幸せな日々を送る。
一生この人のために献身的に尽くそうと誓った。
しかし高月樹は一度も触れることも、愛してくれることもなかったのでした。
2人は言い争いになり、突き飛ばされた大旦那は倒れた拍子で頭を打ちます。
大旦那を助けずその場を立ち去る女将・・・部屋のロウソクが倒れたままだったのでした。
茶会に戻らない大旦那。
七桜は扉が開いたと思い、母屋へ向かいます。
そこで目にしたのは、着物を大事そうに抱きかかえる女将の姿だったのでした。
私たちはどうかしている7巻34話のあらすじ【ネタバレ注意】
椿が継ぐと父と約束した光月庵。
そうすれば心ない噂もなくなり、父も笑ってくれると信じていた矢先に、椿が見た父と「さくら」の母の姿。
一体何を話していたのか・・・?
茶会へ出す和菓子の準備中、あの時のことを思い出していた椿。
大旦那と七桜、女将がいないことに気付くのでした。
15年前のあの朝、佇む女将の姿を確かに見た。
今、思い出された記憶。
そして七桜が現れ驚く女将。
七桜は真相を問い詰めるチャンスと思い、自身が知りうる真実を伝えます。
七桜と「さくら」の母が重なって見える女将。
女将は血相を変え、高月樹の心も体も奪った憎しみ・怒りをぶちまけます。
傷つき、そして醜い獣になってしまったことを。
高月樹の遺体が見つかり、女将は幼い椿に2人が言い争っていたように答えるよう仕向けたのでした。
罪をきせたのは女将。
高月樹を刺したのも女将か問う七桜ですが、女将は違うと言い張ります。
そんな女将を訴えると伝える七桜。
自分はあの「さくら」だと。
その七桜の後ろには椿の姿が。
椿は光月庵を継ぐ。
「さくら」は光月庵の呪いに縛られず、自由に和菓子を作ってほしい。
そう高月樹と「さくら」の母は話していた、と椿は思い出したのでした。
私たちはどうかしている7巻35話のあらすじ【ネタバレ注意】
煙が上がり火事と騒ぎ立てる人々。
遺言書を手にしている女将はその場を離れます。
その場に立ち尽くす椿と七桜。
信じたくない椿は悲しく微笑みながら七桜に確かめます。
折れそうになる七桜ですが、子どものいるお腹に手を当て自身を奮い立たせます。
そして正体を明かしたのでした。
愛しさと憎しみが混じり合い怒り狂う椿は七桜を壁に追いやりキスをします。
しかしその目は、あの時母屋で見た椿の目と同じ憎しみに満ちた目だったのでした。
その時、屋敷中に煙が蔓延し火事だと気付く2人。
そして大旦那が見つかっていないことも。
椿は大旦那を探しに行き、七桜はその場で椿を待つ。
2人はその部屋で再び会い、話をすることを約束し別れたのでした。
その頃、燃える光月庵を見ながら、大旦那が亡くなり椿が跡を継げばいいと思う女将。
母屋は火が強く近づくことが出来ません。
そこから大旦那の声が。
椿は七桜を許してはくれない。
しかし七桜は椿の愛を感じていた、そして椿が好きだった。
失う前に、それだけは伝えたい。
そう思い待ち続けるのでした。
母屋へ向かった椿。
燃え盛る炎の中、意識を失いそうになりながら思い浮かぶのは七桜の顔。
「さくら」が現れるのが本当は怖かった。
七桜にとって自分は親の敵。
なのに、どうして・・・七桜は自分のほしかった言葉をすべてくれた。
自分は七桜を手放すことが出来るのだろうか。
自分で見つけた、初めての大切な人。
まぶたに浮かぶのは七桜の怒った顔、喜んだ顔、2人で見た景色。
自分は確かに幸せだった。
椿の帰りを待つ七桜ですが、お腹に痛みが走りその場で意識を失ったのでした。
2日後、目を覚ました七桜に待ち受けていた現実。
光月庵の店は残ったものの母屋は全焼。
亡くなった人はいないが椿は今も目を覚ざめていない。
・・・そしてお腹の子はいなくなってしまったのでした。
気絶した後、椿はあの部屋に戻ってきたのだろうか。
あの部屋に自分がいなくて椿は安心したのだろうか。
私はこれからどうしたらいいのだろうか。
心がぐちゃぐちゃの中、テレビから光月庵が火事になったニュースが流れます。
そこで、椿が‘光月庵を継ぐ人が使う道具‘を守ったと知る七桜。
約束は果たされず、ショックを隠し切れないのでした。
涙が出てご飯も食べられない七桜ですが、和菓子は美味しい。
何もなくなってしまった自分が、今やりたいこと。
本当にしたいこと。
和菓子が作りたい。
3年後。
小さな和菓子店「花がすみ」に腰まで髪が伸びた七桜の姿があったのでした。

私たちはどうかしている7巻の感想【ネタバレ注意】
とっても面白いです!!!
もう2人の運命が絡み合いすぎて切なく、胸が苦しくなる場面が多すぎます><
一度は過去を過去にして今と向き合おうとした七桜。
椿と幸せになる道もあったのに。
3年後の2人の展開が気になります!