2020年夏スタートドラマ、「私たちはどうかしている」 !
過酷な運命に翻弄されながらも、惹かれあう2人を描く物語です。
この記事では「私たちはどうかしている」の原作漫画10巻の原作あらすじをネタバレしています。
‘偽りの結婚‘をした二人は本当の意味で結ばれるのか・・・
ここからネタバレになりますのでご注意下さい。

目次
私たちはどうかしている10巻46話のあらすじ【ネタバレ注意】
栞の妊娠を聞き、自分のことのように喜ぶ女将。
栞は罪悪感を感じながらも、椿を失いたくないと強く思うのでした。
男性の時間帯に露天風呂に入ってしまった七桜。
椿が壁になったおかげで、他の男性にバレることはありませんでした。
風呂から上がり2人は部屋へ戻ることに。
そこで再び和菓子つくりの話になりました。
七桜同様、椿も観光へ来た経験がありませんでした。
実際体験してみると、日常を忘れることが出来リラックスできる。
そしてもっと非日常のものがほしくなる。
夕食時に七桜が提案した楽しい和菓子は非日常的でいい提案だと話すのでした。
話を聞く七桜は、先ほど旅館の女将からもらった加賀梅酒を椿へ渡します。
梅酒を部屋で一緒に飲むか七桜に問いかける椿。
頬が赤くなりながら七桜は驚きます。
冗談と言い立ち去る椿。
七桜は和菓子の話をするため、椿の部屋へ向かったのでした。
七桜が提案した和菓子御膳は海をモチーフにしたもの。
ただ湯宿こまちの女将の父親は海で亡くなっていたと知った七桜。
旅館の歴史を調べ、女将の想いを理解しようとしていた椿は、そのことを知っていました。
だからこそ、夕食では七桜の和菓子へ厳しい意見を出したのでした。
椿の想いを知った七桜。
そして海があるからこそ生きていけるという旅館の女将の想いも。
だからこそ海をモチーフにした和菓子を作りたいと思ったのでした。
それは自分と同じと思ったから。
和菓子の世界で人生を狂わされた、でも手放すことができない自分自身と。
朝日を浴びる海、夜の月光の海、夕日が沈む海。
どんな和菓子がいいか、2人は夢中で話ました。
気が付くと目の前に椿の顔が・・・。
慌てて気を引き締める七桜。
以前一緒に酒を飲んだのは五月雨亭の茶会の祝い酒だった、と話す椿。
2人が心から繋がれた夜。
あの夜も嘘だったのか椿は問います。
動揺を見せた七桜ですが、すぐに冷静さを取り戻します。
険悪な空気になり、部屋を立ち去ろうとする椿。
しかし目が見えなくなり、その場にひざまずきます。
七桜は目の治療を勧めますが、園遊会が終わるまでは無理だと椿は言い張ります。
園遊会とは地元の名士や著名人が集まる会。
そこで下手な和菓子を出せば光月庵の評判は地に落ちる。
自分の光月庵が終わる。
それは視力を失うことと同じこと。
自ら手放すことなど、できるはずない。
そう言い張る椿を七桜は押し倒します。
椿の目も光月庵への気持ちもわかりながら、自分も光月庵をあきらめることはできない。
そして今でも椿が好きと実感する。
七桜は椿にキスをしながら、椿を光月庵の呪いから解放すると誓うのでした。
その頃、ある人物から連絡を受ける多喜川。
七桜と椿をお風呂で2人きりにした、という情報を聞いていました。
電話を切った後、父の仏壇に手を合わせながら七桜がどんな答えを出すのか思考し、怪しく微笑むのでした。
私たちはどうかしている10巻47話のあらすじ【ネタバレ注意】
椿が「花がすみ」と共同の仕事を引き受けたわけ。
椿の考えはわかっている。
信用ならないものを近くに置く主義だから。
唇が離れる2人。
熱も心も感じない、だれにでも出来るキス。
母が残してくれたものを自分のものにする、母の潔白を証明する。
自身の望みを伝え、七桜は立ち去ります。
苦い表情をして壁を叩く椿と、一人になり涙を流す七桜。
その頃、長谷屋へ子どもが出来たことについて挨拶へ来た女将と栞。
浮かれる女将とは打って変わり、父親が許さないと心配そうな栞。
そこへ栞の父が現れます。
女将は喜びを押さえながらも子どもが出来たこと、栞を光月庵へ迎えたいことを伝えます。
そっけなく対応する父。
しかし、帰りに母と姉から父が買ってきた妊婦に良い食べ物を栞は受け取るのでした。
内心、栞のことが心配だったこと・妊娠を心から喜んでいることを知り、栞は心から嬉しい気持ちになります。
そして同時に子どもが出来た、というとんでもない嘘をついたことについて、強く後悔するのでした。
光月庵に戻り、椿は和菓子フェアの試作品に取り掛かります。
女将は栞が椿の子どもを妊娠していることを伝え、驚く椿を横目に結婚式の話を進めるのでした。
花がすみに戻った七桜。
不在中に多喜川へ市議会議位・溝口の政務活動費を調べてもらっていました。
そこで光月庵へかける広報費用が高く、議員と女将に関わりがあることがわかりました。
光月庵を取り戻すため真っ直ぐ進む七桜。
そんな七桜に対し意志は変わらなかったのか、和倉温泉で何もなかったのか多喜川は問います。
七桜はとぼけますが、全てを知らないと力に慣れないと伝える多喜川。
椿が目をを悪くしていることを伝え、目より光月庵を大切にして欲しいと七桜は願います。
光月庵に縛られたまま、それ以外の未来を描くこともしない。
椿だけが作れる和菓子が沢山あるにも関わらず・・・。
椿にずっと和菓子を作っていてほしい七桜は、悔しくて涙を流すのでした。
多喜川は椿に一刻も早く治療を受けてもらうため、七桜が光月庵を奪うことにしたことを理解します。
旅館で椿と七桜が2人になる様、仕組んだのは多喜川だったのです。
しかし、そんな風に思われる椿を本気でうらやましく思う多喜川。
七桜を特別に想う。
知れば知るほど。
何かに本気になり、それを失うのが昔から怖かった。
七桜に本気になることが怖い。
彼女はひたむきに、何があっても負けず、一つのことを追い続けている。
和菓子への情熱を持ち続けている。
この3年間、積もっていった想い。
眩しくて、愛おしい。
多喜川は七桜へずっとそばにいることを誓うのでした。
栞が妊娠していると聞いた椿は、真相を確かめに向かいます栞の元へ。
暗い部屋で浴衣を脱ぎ、椿に抱き着く栞。
自分へ気持ちが向いていないことを理解していながらも、椿の子どもが欲しいことを栞は涙ながら訴えるのでした。
私たちはどうかしている10巻48話のあらすじ【ネタバレ注意】
ずっと好きだったことを椿へ伝える栞。
椿は栞の首元を掴み冷たく、暗闇にひきずりこみそうな目で睨みます。
自分の知らない椿に栞は震え上がります。
椿の顔が近づいてきますが、とっさに顔を逸らしその場に崩れ落ちてしまいました。
以前の自分なら栞を道具として、気持ちがなくても抱くことが出来た。
しかし、今の自分には絶対に無理なことを伝えます。
そう言う椿の瞳はまっすぐで、栞は自分の行動を恥じるのでした。
翌日、仕事に身が入らない栞。
接客が上手くいかず、城島に助けられたのでした。
以前、栞が妊娠している話を女将から聞いてしまった城島。
体調を気にするのですが、栞から泣きながら嘘だったと伝えられたのでした。
ただ・・・父に、皆に、認められたかった。
一度でいいから、誰かに愛されたかったのでした。
多喜川家で絵画催され、お茶菓子は「花がすみ」が用意しました。
そこで七桜は市議会議員・溝口に近づきます。
七桜は溝口が光月庵を贔屓していることを伝えます。
お互い駆け引きしながらの会話が続きます。
溝口と光月庵が共謀して行っていることを吐かせ、それを録音するつもりでいた七桜。
しかし、逆に溝口が七桜と光月庵の関係を探ってきたのでした。
そして政務活動費のことで自分を脅しても無駄なこと、大旦那はもう先が短いこと、当主を無くす光月庵はもうすぐ終わることを伝えるのでした。
溝口のペースに流されそうになりますが、多喜川が助けに入ります。
大旦那の容態を知った七桜。
次期当主の決定権がある大旦那へ、名乗りをあげることを決意するのでした。
七桜の行動を溝口から聞いた女将。
もし大旦那の記憶が戻れば、火事で自分のしたことがわかってしまう。
女将は大旦那を手元へ置いておくため、病院からの退院処理を進めるのでした。
女将が火事の中手に入れた遺言書は白紙だった。
本物は大旦那がどこかに隠し持っている。
あともうすこしで復讐が達成されるのに。
退院処理を進める女将の前に、七桜が現れたのでした。
私たちはどうかしている10巻49話のあらすじ【ネタバレ注意】
信用第一の老舗和菓子店・光月庵。
溝口議員と女将の関係を知れば常連客や世間の人たちはどう思うのか。
そう挑戦的に伝える七桜。
圧に押されそうになる女将でしたが、光月庵はもうすぐ長谷屋と親戚になると伝えてきたのでした。
椿と栞に子どもが出来た、と。
それを聞いた七桜は過去に妊娠・流産したことを思い出し苦しく、辛い気持ちになります。
しかし気持ちを奮い立たせ、高月樹の本当の子どもは自分であることを大旦那へ伝えたのでした。
しかし大旦那は反応を示すことが出来ません。
女将は光月庵へ大旦那を連れて帰るのでした。
栞の妊娠に動揺した七桜でしたが、今は何としても大旦那に会う必要がありました。
このままでは母親の夢を叶えることも、椿を自由にすることも出来ない。
大切なものを守るため・・・光月庵の厨房が休みの日、七桜は和菓子フェアの試作品を持ち寄ることに。
椿と2人で厨房に立つと、お互い光月庵で起こったことを思い出します。
雰囲気に流されそうになる七桜ですが、頃合いを見て帰ることに。
そのまま大旦那へ会うため、母屋へ向かうのでした。
大旦那を探している途中、栞と出くわします。
七桜は咄嗟に椿が目を悪くしていること、一刻も早く治療が必要なことを栞へ伝えます。
そして栞から椿を説得して欲しいとお願いするのでした。
椿の状態に心当たりがあった栞。
椿の幸せを願いながら涙を流し、必死にお願いする七桜。
真っ直ぐな七桜を目の前にした栞は、自分には何も出来ないと伝えたのでした。
不自然な要素はあったのに、自分は気づくことが出来なかった。
七桜は気づいたにも関わらず。
きっと七桜は椿が好きなんだ。
翌日、城島に呼ばれた栞。
そこでおまんじゅうを御馳走になることに。
軽羹という、あんが入っていないおまんじゅう。
好んでこのおまんじゅうを買う人もいる。
昔、父は姉たちにはたっぷりのあんが入ったおまんじゅうを与えた。
しかし自分が貰ったまんじゅうにはあんが入っていなかった。
自分はいらない子どもだから。
そう思っていた。
でも中にどんな愛情が詰っているか、外から見ただけではわからない、と城島は教えてくれた。
自分はいつも求めてばかり。
愛して欲しい、認めてほしい。
自分にもまだ好きな人のためにできることがあるかもしれない。
そう思った栞は、勇気を出しずっと言えなかったことを椿に話すのでした。
3年前の火事のとき、椿は七桜との約束を守ろうとしていたことを。
七桜は大旦那の元へたどり着きます。
以前と異なり表情を失った大旦那ですが、七桜が目の前に来ると「さくら」か、と問いかけてきたのでした。
しかし七桜が答えようとした時、大旦那は倒れてしまいます。
息をしていない。
あの女と同じ目に合わせてやる。
そう怪しく微笑む女将。
倒れた大旦那の横に座り込む七桜の元へ、椿が現れたのでした。

私たちはどうかしている10巻の感想【ネタバレ注意】
七桜と椿が再開し、共同で和菓子フェアをすることに。
お互い意識し合いながらも、お互い譲れないものがありライバル同士になってしまいました><
そんな2人がどうなるかすごく気になるのですが・・・・
もっと気になることが。
多喜川さん、本当は悪い人なんですかね?!
多喜川さんがどんな顔を見せてくるのか。
今後の展開が気になります!